アプラスは、新生銀行グループのファイナンス会社です。
アプラスは知名度が高く、オートローン(オートクレジット)やクレジットカードを取り扱っているため、使ってみようかな、と考えている人も多いですよね。
そこで、今回はアプラスのオートローンについて解説します。アプラスは有名な会社ですし、金利が低そう、という印象がありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
アプラスのオートローンの仕組み
アプラスのオートローンを利用して自動車をショッピングする場合、分割払いで自動車を購入することができます。
その際は、アプラスが自動車購入代金を消費者の代わりに立て替え払いをすることになり、お金をアプラスの方に返済していくことになります。
アプラスのオートローンの主なスペック
アプラスのオートローンの主なスペックですが、以下のようになっています。
商品 | アプラスのオートローン |
---|---|
金利 | 7.2~14.4% |
借入限度額 | 300万円 |
審査時間 | 1~2日ほど |
審査基準 | ・20歳以上65歳未満 ・安定継続した収入あり |
保証人 | 原則、不要 |
返済期間 | 最長7年 |
いかがでしょうか。
実のところ、アプラスのオートローンは、それほど金利が低くないんです。
実は、銀行系のマイカーローンを利用した方が、アプラスのオートローンを使うよりもかなり金利が安くなるんですよね。
こちら↓の表も見て頂きたいと思います。
金融会社 | 金利平均 | 特徴・メリット |
---|---|---|
銀行系 (労働金庫、JA、信金含む) | 2~3% | 金利が低い分、審査が厳しい |
ディーラー系 | 5~6% | ディーラーに紹介してもらえ手続きが楽 |
フリーローン | 0.1 | 自動車購入以外にも利用可能 |
残価設定型クレジット系 | 4~5% | クレジット契約 |
繰り返しますが、アプラスのオートローンは金利が高いです。
しかし、アプラスのオートローンの場合、ディーラーでそのまま契約することになるかと思いますので、自動車購入の手続きと一緒にオートローンの契約を結ぶことが可能です。
これはこれで手続きが楽であるというメリットもあります。
ただし、後の支払いのことを考えるのなら、少し手続きの手間をかけて、銀行や労働金庫などのマイカーローンを契約して自動車を購入した方が金利が低いのは明白ですよね。
アプラスのオートローンの審査は甘いのか厳しいのか
アプラスのオートローンを利用するにあたって、その審査が甘いのか厳しいのかを気にしている人も多いはず。
なぜって、やっぱり、私のようにそれほど年収が高くない人は、ローンを利用するときに年収がネックとなって、審査に落ちてしまうことを危惧するものだからです。
結論から言えば、アプラスのオートローンの審査は甘いということはないし、かと言って厳しいこともありません。
なぜなら、アプラスには、独自の審査基準があり、それを満たすか満たさないかで顧客が審査に通るか否かが決まります。
よって、審査が甘いとか厳しいとか、あやふやな基準では決めていないのです。
とはいえ、他社と比較すると、アプラスのオートローンは金利が高めであるため、よそよりも融資に積極的ということはあり得るかと思います。
一方で、アプラスのオートローンと同様の金利で借入をするのでも良いというのであれば、銀行カードローンを利用するのもおすすめ、という考えもあります。
たとえば、三菱UFJ銀行カードローン『バンクイック』は、金利が1.8~14.6%なので、アプラスのオートローンとそれほど変わりがありません。
しかも、バンクイックの場合、オートローンとは違い、自動車の購入だけでなく、必要に応じて、他の使い道でもお金を繰り返し借りたり、返済したりすることができます。
したがって、使い勝手を考えるのであれば、バンクイックの方が良いということになるでしょう。
アプラスのオートローンの種類
上の項目では、アプラスのオートローンのスペックをざっくりと説明しましたが、アプラスのオートローンには、以下の4種類があります。
アシストプラン
アシストプランの特徴としては、月々の支払いが低くできるので、高額の車両の購入がしやすくなります。
月々の負担額が減らせるのは嬉しいですよね。
2WAYオートプラン
2WAYオートプランの場合は、自動車を下取りしてもらい、さらに車を購入するときに使えるオートローンです。
下取りして、新しい自動車を購入という手続きが一カ所でできるので、面倒がなく使いやすいオートローンとなります。
他にも、アプラスには、レスキュープラン、フリープランなどのオートローンがあります。